
宝蔵寺は鹿ノ瀬の海中から引き揚げられたという毘沙門天を本尊とし、 応永 3(1396)年に創建さ
れた寺院です。
宝蔵寺は真言宗密蔵院の末寺の一つで西蔵坊と呼ばれていました。高山右近が入城の時代に一時期天主教(キリスト教)の教会としても用いられたようです。 壁に埋め込まれて残されていた十字架も当時の信仰の様子を物語っています。昭和 20 年の空襲により、 本堂他ほとんどが全焼してしまいました。しかし、 土蔵だけはかろうじて焼失をまぬがれました。 戦災に遭った宝蔵寺は戦後再建されました。


明石へリテージマップ『船上・林』2019
変更なく存在する
トイレ なし
駐車場 あり
若宮神社(24)に隣接している
境内に戦火を免れた土蔵あり
(道路向かいにも同様の土蔵が残る)





