船上・林

ここは五蔵、地蔵、戎井、戎之の西之町巾着網きんちゃくあみの統とうと川端町や宮之町などの元網もとあみの統(藤原繁蔵しげぞうの網)が祀まつっています。鳥居は木製で献花台けんかだいは石製、塀はレンガ造です。正面の門の小屋根の欄間らんまには鯛が彫ほ...

八軒町はちけんちょうが祀まつっている神社と稲荷です。この地は昔、「オカ」と呼ばれ、漁師は住んでいなかったそうです。そのせいか、他の地区では、「えびす神社」を祀まつっていますがここでは「厳島神社」をお祀まつりしています。明石ヘリテージマップ『...

善国寺の境内けいだいにある立派りっぱなお地蔵様で、林には沢山のお地蔵様があります。明石川東側の新浜しんはまでは地蔵盆じぞうぼんにお地蔵さんの下で子どもたちへ茶菓さかを振ふる舞まうことが盛んですが、林ではお地蔵さんの下では殆ほとんど行われてい...

真言宗しんごんしゅうの神応寺は密蔵院みつぞういんの末寺まつじです。かつては常願寺じょうがんじや西林坊さいりんぼうと呼ばれ、林神社の西に所在する別当寺べっとうじでした。寺院は明治には現在地に移りましたが、明石七佛薬師ぶつやくしの一つであった薬...

高浜たかはま川から一本東に入った道にある石垣です。道は川に沿って緩ゆるやかに曲がり、海へ向かう昔からの道です。石垣は竜山石たつやまいしで下段は角形、上段は丸形で積まれ、川に向かうにつれて土地が低くなっているのが分かります。明石ヘリテージマッ...

1639〜1649年頃の播ばん州しゅう明石城図には、「歩かち渡わたり」と書かれ、橋はありませんでした。橋が出来たのは幕ばく末まつの天てん保ぽう15（1844）年のことです。その後、道の拡かく幅ふくや災さい害がいによる架かけ替かえが繰くり返さ...