【まめ知識02】龍泉寺と青龍神社

藤江・松江

龍泉寺はけんちょう6(1254)年にほうとうこくかいでんしょうを有する寺院です。法燈国師は同年なんそうから帰国しているので、当地に立ち寄った可能性があります。浜街道沿いの藤江川河口の小高い丘上に位置し、おうは眼前に海岸線が広がっていたとみられます。

青龍神社は創建を建長6(1254)年とする藤江村のちんじゅしゃです。 さいじんの上宮青龍五社大明神は林神社の上宮五社大明神をかんじょうしています。青龍神社は現在藤江川と浜国道(県道718号線)が交差する場所に位置しますが、往古は海岸に面した小高い丘の上にちんしていたと考えられます。

龍泉寺は元禄14(1701)年、 りんざいしゅう法雲和尚により再興され寺院であり、中世における龍泉寺と青龍神社のしんぶつしゅうごう関係はわかりません。しかし、両者の名称は「龍」の一字を有し、創建年も同じで、 つお互いに隣接するなどの共通点があり、注目に値します。

龍泉寺と青龍神社は昔から藤江村の熱い信仰を得て今に至ります。

明石ヘリテージマップ『藤江・松江』2021

変更なく存在する   

藤江会館に駐車場有

藤江会館にトイレ有 

アクセス 山電藤江駅より東南へ徒歩10分

2024.12.14 撮影
2024.12.14 撮影
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