08.洋館付き住宅

人丸

大正の終わりから昭和の初めにかけて、和館のおも()に洋館風の付属屋がつけられる様式が、裕福(ゆうふく)さのシンボルとして全国的に流行しました。これはおうべい()目指(めざ)す明るいそう()反映(はんえい)したものです。玄関脇に応接間として建てられる事が多く、子供室としても使われました。
この地区にもきゅうこうばい()の屋根や高い階高(かいだか)縦長(たてなが)の窓、まど()、外開きのガラリ雨戸、スレート(ふき)や色付き瓦を使った屋根など様々なしょう)を見ることができます。建物に合わせてライフスタイルも変化していったと考えられます。

明石ヘリテージマップ『人丸』2018

撤去され新しい建物に

2024年2月 撮影

変化なく存在

2024年2月 撮影
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