嘉吉元(1441)年に、赤松祐尚が創建したといわれています。赤松満祐を追討する幕府軍を迎え討つため、弟の赤松祐尚がここで陣を構えたと伝えられています。祐尚夫妻の法号「見江院」、「大蔵院」が寺の山号と寺名とされています。山門には厄除けに空想上の生物を表した瓦や彫り物が多彩に施されています。本堂は入母屋の破風のある大きな反り屋根で、脇にある鐘楼も大きく立派なものです。付近に多くの檀家を抱える寺院です。
明石ヘリテージマップ『大蔵』2014
現況 現在も西国街道沿いに残存しています。
現況 現在も大蔵院境内に残存しています。