石は古来からの建築材料で、古いまち並みには、いたるところに見つけることができます。地面に埋められている地先境界や側溝、隣地との境界に建てられた境界石、建物には腰壁や基礎に使われています。
通りに面した軒の下には車が建物に近寄らないように「馬止石」や「じゃま石」と呼ばれる石が置かれています。
建物に使われている石の種類は明石市内でも大久保辺りから西では高砂で採れる竜山石がほとんどですが、大蔵界隈では竜山石にまじって基礎などに神戸方面で採れる御影石が増えてきます。
大蔵院には色とりどりの竜山石を積んだ塀を見ることができます。
Stone has been used as building material for a long time, so it is seen everywhere of old streets and houses.
It is set in the ground as the boundary or the gutter, erected as a boundary with the next property and used as waist-high wall or foundation of building.
Stone put in front of house is called tying horse stone or nuisance stone and protects house from a car crash.
Most of stone used for buildings from Okubo to the west of Akashi are Tatsuyama stone from Takasago.
On the other hand, they use Tatsuyama stone and granite from Kobe as foundation of building in Okura area.
Colorful Tatsuyama stones are used in the wall of Daizoin Temple.
明石ヘリテージマップ『大蔵』2014
現況 現在も西国街道沿いに残存しています。
現況 現在も残存しています。
現況 現在も稲爪神社南側の蔵に残存しています。
現況 現在も稲爪神社南接道の東側に残存しています。
現況 現在も大蔵院境内に残存しています。